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Xbox事業EMEA(Europe, the Middle East and Africa)地区執行役員のクリス・ルイスさんが、Xbox360はライフサイクルの半分を過ぎたと発言しました。PS3も含め、現行機のライフサイクル詳細については続きからどうぞ!

(つづき)
クリスさんは、ビジネス雑誌MCVのインタビューにて、「コンソールライフサイクルの後期において、Xbox360はなお成長するか?」との質問に対し、次のように答えました。

We see it as about halfway through. But yes you are right, Xbox is defying the normal curve you might expect. There’s no doubt that Kinect put a huge shot of adrenaline into the business.
私たちは、それ(Xbox360のライフサイクル)はおよそ半ば過ぎだと見ています。しかし、(Xbox360は晩年期に入っても成長中であるかという)あなたは正しい、Xboxはあなた方が予想する正規曲線を物ともせずにいます(つまり、減衰でなく成長中であるということ)。Kinectが(Xbox)ビジネスに対し非常に強いアドレナリン注射となったことは、疑いようがありません。

この発言から、2005年に発売となったXbox360は、2011年に半分を「過ぎた」(「ちょうど半分」でなく)ということで、ライフサイクルを約10年と見ていると思われます。
一方、ソニー副社長でSCE代表取締役のリッジ平井氏は、Impressのインタビューにおいて次世代機の近い将来の登場について明確に否定した上で、「10年のライフサイクル、と言ってきましたから、そういう意味では折り返し地点、ということになるでしょうね。PS2のように10年以上続く可能性もありますが。」と発言しています。
このように、Xbox360とPS3はいずれも10年のライフサイクルの半ばに到達したことになります。そう考えると、「2014年に次世代機がリリースされるだろう」というウワサ話にもリアリティが出てきますね。
なお、2006年に登場したWiiは、2012年のWiiUの登場で実質的にライフサイクルの縮退期に入ると思われます。任天堂は、E3 2011にて「Wii U発売後も引き続きWiiの販売は継続する」と説明していることから、恐らく2014年頃、つまりPS3やXbox360の次世代機が登場すると噂されているその年にその生涯を終えるイメージではないかと思われます。


ちなみに、私は自他共に認めるマイクロソフトマニア。そんな私がGameBusiness.jpの記事を読んでいて、何か違和感が・・・。そう、クリス・ルイスさんのインタビューなのに、何故か「Andrea Lewis(アンドレア・ルイス)氏のインタビュー」と書かれていました。この名前を聞いて、「あれ、すごく懐かしい気が・・・」と思い、即効ググってみました。すると、やはり!

1978年に撮影されたこの写真、左下が若かりし頃のビル・ゲイツ会長です。その右隣にいらっしゃるのが、アンドレア・ルイスさんです。マイクロソフトのHPにも記載がありました。お元気なんでしょうかね・・・。クリスさんは、まさかアンドレアさんの息子だったりして!?

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