携帯ゲーム機として初めて3G回線に対応するソニーの新型ゲーム機「PS Vita」。ゲーム通信はもちろんインターネットなど様々な用途での活用が期待されていますが、一方「ガッツリ使いたいけど回線費用が…」という方も多かったと思います。
そんなヘビーユーザーに朗報!NTTドコモが来年3月から最大で月額1,380円に割り引かれる新プラン提供を発表しました。詳細は続きからどうぞ!
最大割引利用で月額1,380円「定額データプラン128K バリュー」
今回発表になったのは、「定額データプラン128K」。通信速度を128Kbit/sに抑える代わりに月額3,160円としていますが、契約期間を2年(2年後自動的に2年更新)にすると月額1,580円に割り引かれます。さらに、2012年9月30日までに契約すると、申し込み月から最大13ヶ月の間200円割引されるので、通信料は月額1,380円となります。
また、通信料とは別にISPサービスへの加入が必要ですが、こちらは従来の月額525円だった「mopera U」に加え、新たに「mopera U Uスーパーライトプラン」が登場。こちらは何と月額157円で、2012年9月30日までに申し込むと最大13ヶ月間無料となります。こちらの提供開始は2012年8月で、それまでは従来の「mopera U」プランを利用する形となりますが、こちらも申し込み月から最大4ヶ月無料となるので、うまく乗り継げば安価に利用することが可能です。
実際の月額負担額シミュレーション
さて、これらサービスは2012年3月以降(スーパーライトプランは2012年8月から)に開始となるので、それまでの間はいくつかの選択肢があります。まずは「プリペイドカードで乗り切る!」という方法。定額サービスになるまでは3G回線利用を1ヶ月に20時間に抑える必要がありますが、以下のようになります。
そして、100hプランを利用して1ヶ月あたり20時間までに抑えておけば、各種プランの無料期間をべストに渡り歩くことが出来ます。また、PS Vita初回限定版を入手出来た方なら、最初の100hプラン分がサービス同梱されているので、最も安くVitaを堪能出来ます。
さらにVitaを堪能したい場合は、月額315円の公衆無線LANがオプションで利用出来ます。こちらも最大13ヶ月無料となりますので、「街中でもガンガン利用したい!」という方にはオススメです。
PS Vita普及の起爆剤となり得るか!?
今回の発表により、3G回線の弱点だった価格の高さがある程度克服されたと言えます。ユーザーにとっては、購入して数ヶ月の間に「これは結構使いそうだな~」と思ったら安価な128Kプランを選択、「スマフォいらね。これからは全部Vitaだ!」という人は高速回線定額プラン、そして「たまに使えればいいや」という人はプリペイドプランと、自分のニーズにマッチしたプランを選択出来るようになりました。
これがPS Vita普及のカギとなるか・・・PS Vitaはいよいよ明後日、12月17日(土)に発売です!