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宝箱を開ける・・・そんな些細なコトが、まさか「永遠なる死」につながるなんて・・・。そんな恐怖と常に隣り合わせだった、RPGの元祖とも言える「Wizardry」。このオンライン版のβテスターが遂に募集開始です!
詳細は続きからどうぞ!

(つづき)
Wizardryは、1981年に「AppleII」向けに発売されたRPGの元祖的存在。私が中学生の頃に通っていた某学習塾は一風変わっていて、先生が趣味で自作したAppleIIの互換機を塾の講師室に持ってきていました。これを使わせもらう形で初体験したのがチョップリフターというアクションゲームと、このWizardry。

特にこのWizardryは、画面上に直線と文字だけで表現されたダンジョンが、脳内であたかも本当の洞窟を冒険しているように思えて、大興奮した覚えがあります。

その後、1985年にNEC PC-8801版が発売され、即効購入。高校2年の夏は、完全にWizardryで埋め尽くされました。あまりに夢中になっていたため、プレイ中うたたねした夢の中でも冒険を続け、夕食に呼びに来た母親に意味不明な話をして呆れられることもw。
そうそう、冒頭の「宝箱」の話の詳細をご説明しましょう。モンスターを倒した際、ときどき宝箱が出現します。これには「Magic Bolt」などの罠が仕掛けられていて、きちんと調べて正しく解除しないと発動して大ダメージを受けてしまうことがあります。そして、中で最も恐ろしいのが「Teleporter」というワープ系の罠。これが発動し、もし通路でない場所に飛んでしまったら・・・そのキャラクターは、「いしのなかにいる」と表示され、LOST FOREVER・・・どんなことをしても永遠に復活出来ないのです。何年もかけて育ててきた自分の分身が、たかがザコ敵が落とした宝箱の解除に失敗しただけで、あっけなく消えてしまう・・・そんなシビアなゲームだったのです。
※なお、PC-8801版の画像がAppleII版と全く違うのは、PC-8801版は実はAppleII版Wizardry2のシステムでリリースされたからです。このため、上記AppleII版初代Wizardryと異なり、当時としては先進的な、擬似マルチウィンドウ版になっていたのです。その後リリースされたファミコン版も、こちらがベースとなっています。
その後ファミコン版も出て、私の周囲では割とメジャーなタイトルとなったWizardry。羽田健太郎氏の楽曲が、また雰囲気を盛り上げてくれていたんです!
・・・こうした思い出のWizardryですが、2007年にオンライン版開発の発表があってから3年以上音沙汰なし。「やっぱり難しかったのかな?」と思った矢先、遂にβテスター募集の報!絶対に挑戦しなければ!
ということで、皆さんもご興味がありましたら、是非オンラインでお会いしましょう。

Wizardry Online公式サイト
ゲームポット、WIN「Wizardy Online」テスター募集開始

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