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microsoftpointマイクロソフトの各種オンラインサービスで利用可能な仮想通貨「マイクロソフトポイント」。Xbox等でのダウンロードコンテンツ購入など様々な用途で利用できるこのサービスですが、次世代Xboxリリースのタイミングで廃止になり、新たなカードシステムに更新されるという噂がTHE VERGEに掲載されていました。
 [THE VERGE]Microsoft killing off Xbox Points in favor of currency and gift cards system

ファンの間では「ゲイツポイント」(マイクロソフト創始者ビル・ゲイツ氏が由来)とも呼ばれるマイクロソフトポイント(MP)は、DLC購入はもちろん、ゲーマータグ用の各種アイコンやサービス購入に欠かせないものとして、Xboxファンの間ではお馴染みの決済方法として長く浸透しています。
一方で、各通貨からの1MPあたりの換算はかなり複雑です。日本ですと1MP≒1.42円(3,500MPが5,000円、税込)、北米ですと1MP=1.25セントなど。利用する際も、「このダウンロードコンテンツは500MP」と書かれていても、それが果たしていくらなのかがピンと来ないなど、実用面では分かりにくい面も多々ありました。
また、マイクロソフトポイントはサイトや本体からも定価購入可能ですが、量販店などで割引購入出来るのは大きな魅力です。例えばAmazonなら1,400MPなら定価2,000円のところ1,660円(およそ17%引)、3,500MPなら定価5,000円のところ4,090円(およそ18%引)と格安で入手出来ます。(※ともに2013年5月18日現在)

これは、マイクロソフトポイントはどうやらiTunesカードや任天堂プリペイドカードなどの「金券」でなく、周辺機器として流通扱いされていることが理由のようです。消費者にとってはありがたいこの仕組みですが、流通通貨という側面から見ると、卸単価の定価はもとより、マイクロソフトポイント決済した際の各サービスベンダーへの売上分配等にも問題がありそうなのも想像がつきます。
そこで、次世代Xboxサービス開始に合わせて長く利用されてきたマイクロソフトポイントを廃止し、iTunes Cardのようなギフトカード式課金決済に変更する、という話が浮上したのではないかと思われます。この噂の裏には、WindowsPhoneや時期Xboxなどマイクロソフトの中長期に渡るオンラインサービス全般の拡大を前に、こうしたポイントの結果的な価値低下を改善したいという思惑があるのかも知れません。
いずれにせよ、Xboxファンにとってお馴染みであり長く愛されてきたマイクロソフトポイントの利便性は是非とも受け継いでいって頂きたいですね。

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