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速報でお伝えしていた、スペインでPSN不正アクセスに関与したとして逮捕されたアノニマスメンバー3名ですが、個人情報流出への関与を示す証拠が見つかっていないことをスペイン国家警察が明らかにしました。
詳細は続きからどうぞ!

(つづき)
この3名は、ソニーへの不正アクセスの疑いがあるとして逮捕され、スペイン当局が調査に乗り出していましたが、アノニマスが声明を出していた通りDDoS攻撃を仕掛けていた痕跡は確認されたものの、PSNやSOEなどの個人情報への不正アクセスに関しては、関与を示す直接的な証拠が見出せていないそうです。なお、この3名は既に保釈されていますが、罪状が固まり次第起訴されることになるようです。
インターネット上では、今回の逮捕は呼び水に過ぎず、これにより本当の攻撃者をあぶり出すためのスケープゴート、つまりアノニマス自身に真犯人を発見させるための作戦ではないか、との見方も出ています。
一方、ソニーの平井副社長はBBCのインタビューに次のように返答したそうです。

  • 情報にアクセスがあったことは認識しています。ですが、アカウント情報のどの内容がサーバーから盗まれたのかはわかっていません。
  • すべてのアカウント情報が盗まれた可能性もあります。しかし、現在我々にはわかりかねるのです。
  • わかるまでにとても長い時間がかかるかもしれませんし、もしかしたらわかることはないかもしれません。

なんとも・・・ゆるいのか、何らかの意図があってこういう発言をしているのか・・・。日本では未だPSストアのサービス停止が続くなどユーザーへの不都合な状況が続いていることを忘れないで欲しいモノです。

[Yomiuri] 逮捕のハッカー3人保釈…ソニー流出、関与捜査
[Kotaku] スペイン警察がPSN攻撃容疑でアノニマスの3人を逮捕
[Kotaku] SCE平井社長:PSN障害で漏洩した情報、ハッカーの正体は依然不明

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